POLO申請とは
東京と大阪のフィリピン大使館に設置してあるPOLO（Philippine Overseas Labor Office）は、フィリピン人労働者の人権を守り、労働者の駆け込み寺的な役割を果たします。そのため、フィリピン人労働者を採用する企業は事前に送出し機関と契約を締結し、採用条件の認証をPOLOより受けることを求められるものです。
技能実習、特定技能、専門職（技術・人文知識・国際業務、技能、医療など）で来日する人材及びそのような人材を採用する企業は全てPOLOでの認証及び現地POEAへの登録が求められます。技能実習については監理団体がPOLOに対する手続きを行いますので、採用企業での事務的負担はあまりありませんが、特定技能及び専門職については採用企業がPOLO申請に関する書類の準備、作成及び申請を行わなくてはなりません。
POLO申請に必要な書類は全てPOLO東京及びPOLO大阪のウェブサイトに案内があります。しかし、POLOは人材に対する採用条件、給与などに関して独自の基準を設けているため、通常１回の申請で完了しません。この基準はウェブサイトには記述がないため、手続きを始めても途中で挫折して採用を見送るという企業様も多くあります。弊社では、数多くのPOLO申請手続きに関わっており、現時点での最新のPOLO情報を保有しております。
弊社の通常のサービスフィーの中では、コンサルティングとしてこれらの情報を提供させていただきますが、書類の作成についてはPOLO申請サポートとして別途サービスを提供しております。
他の送出し機関との契約に係るPOLO申請手続きについても、こちらのPOLO申請サービスにて対応させていただきます。
POLO申請サービスの内容
弊社では、POLO申請サービスとして下記のような業務を有償で提供しております。
１．書類作成
採用企業様より情報を頂き、それらの情報をもとにPOLO所定の書類を作成いたします。特に、雇用条件については事前に打ち合わせスムーズに認証を受けられるように進めてまいります。
２．書類翻訳
準備すべき書類の中には、登記簿謄本や許可証の翻訳を求められます。これらの書類の翻訳もサービス費用内でご提供いたします。数十ページにわたる書類については抄訳を提供しますが、POLOより全ページの翻訳を求められた場合には別途費用とさせていただきます。
３．公証人認証～アポスティーユ取得
採用企業様と送出し機関の間で締結するべき契約書（Recruitment Agreement）は、公証人役場での認証、法務局での確認、外務省でのアポスティーユが必要です。これらの手続きの代行をいたします。尚、公証人役場での認証費用１１，５００円は実費として別途請求させいただきます。
４．申請書類発送
採用企業様名でPOLOに対して申請書類の発送をいたします。
５．POLOとのやり取りに係る文書作成
POLO申請の後、POLOよりメールやファックスにて問い合わせが来たり、書類への修正を求めて書類一式が返還される場合もあります。これらに対するPOLOへの返答は全て英語で文書で対応する必要があります。これらの文書の作成を対応いたします。
※ POLOでの面接に必要となる通訳業務は含みません。別途有償となりますが通訳業者のご紹介をすることは可能です。
POLO申請サービス料金
上記各種サービスを下記の料金で提供いたします。
POLO申請サービス費用
７７，０００円（税込み） 新規手続き一回限り
その他
公証人認証手数料実費 １１，５００円 公証人認証時一回限り
通信費用実費 請求時精算
※ POLO申請においては、職種の追加や採用枠の追加などの業務もあります。そのような業務についても対応いたします。また、技能実習に関わるPOLO手続きに関しても監理団体様へのサービス提供を行っております。費用についてはお問合せください。